白黒の映画なんですけどカサブランカって映画が好きなんですよ。
感想を書くとアホみたいに長くなりそうなので割愛しますけど、ほんと良い映画なんですよ。
ハンフリーボガードが渋くて……キュンキュンしちゃいますよね!
で、今回の日記のタイトル、カサブランカの中で出てくる曲なんでけど、時が経ってもですか、10年経ちましたね。
当時、僕は東京で一人暮らししてたんです、まぁフリーターってやつやってました。
ちょうど休みの日で家で寝てたんですけど、アホみたいな揺れで起こされたんですよね。
飾ってた仮面ライダーのフィギュア壊れるわ、テレビ倒れて画面凹むわでびっくりしたのを覚えてます。
慌ててテレビをつけると映画かしら?って光景が延々と流れてるわ、あたりを歩けばガラスが割れてたりで、こんなこと言ったら不謹慎なんですけどお祭り騒ぎでした。
人は右往左往してるし、目の前の大通り、甲州街道は夜になったら車止めて歩いてる人たちで一杯だし……
あんなに怖い思いをしたのも初めてで、トラウマ、と言うには弱いですが、やっぱり自分の人生にとって大きな1日です。
心細い、多分そんな気持ちが強かったとおもいます。あの時ほど誰かと繋がってたいという気持ちを強く感じる日はありませんでした。
なんだろ、日常が破壊された(厳密には自分はされてませんでしたけど)時感じる感情はこれなんだなぁと思いましたね。
心配にかこつけて疎遠になってた人に連絡したりしたな……
原発とか色んな問題が後から後から噴出してきましたけど、ドミノみたいに破壊的に物事が進んでいくってのは本当に勘弁してもらいたいなぁと思いつつ。
今、復興も目立つ部分ではかなり進んでるように見えます、実際現地に行ったりはしてないので、本当のところはどうかわかりませんが、人の力ってのはすごいなと思います。
ただ、なんだろう、色んなものをとりあえずおいて形だけの復興ってのも感じなくもないのです。
放射能云々の問題が物事をほんとにややこしくしてますし。
建物やら形あるものなら、時間をかければなおりますけど(直らないものも沢山あるでしょうが)、やっぱり、なんでしょ面映いですけど、まずは人の心をどうにかすることが大事ですよね。
街やら建物やら、人あって初めて意味が出てくるものなんですよね。ものが先走ってあってもただの箱ですし、なんだろ中身がないんですよ。
ここは言葉をつらつら出せる人が羨ましく感じるとこなんですけど、説明がうまくできません。
語弊を感じつつ言わせてもらえれば、心が伴わず作られたものは砂上の楼閣ですよ。
モノばかり先行して、見た目だけの発展を繰り返して何の意味があるんですかね、行きつく先は遅かれ早かれ破滅だと思うんですけど。
僕の好きな漫画、美味しんぼでも少女終末旅行でも描かれてましたけど、技術の先走り程怖いものはありませんよ。
と、話が逸れてきた。
亡くなった方達へご冥福を。
忘れられない一日をあと何日過ごせるかわかりませんが、生きてる限りはこの日のことを忘れないようにしたいですね。
カサブランカのリックも恋を忘れてませんでしたしね!
さて最近真面目に投稿用の原稿やってます。そんなんで落書きもそんなしてないのですが、ちょっと前に描いたやつ貼っときます。
相変わらず足の短さに拘りつつ、描きました。
足長すぎるキャラ、物語に1人2人ならまだいいんですけど、みんなスタイル抜群だとひきませんか?ぼくは妬ましさでひきます笑
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